アナウンサーになりたいお子さま必読!アンケート結果から紐解く今すぐ伸ばしたい好奇心!

ニュースを読んだりバラエティの司会を行ったりするなど、番組進行には欠かせない存在のアナウンサー。とくに、女性のアナウンサーは華やかな雰囲気で、憧れてしまいますよね。アナウンサーになりたい!と望むお子さまも多いのではないでしょうか。
ここでは、現在アナウンサーとして働いている人に実際にアンケート。その結果をもとに、アナウンサーに必要な能力や伸ばし方などについて解説しています。
アナウンサーを目指しているお子さまがいるなら、ぜひ参考にしてください。
アナウンサーのリアルな声集めました!
みらいいでは、2024年に280名の方に協力いただき、職業についてのアンケートを実施しました。アンケート結果は、実際にその職業に就いている方、5年以内にその職業に就いていた方が答えてくれました!
その結果をもとに、どんな力が必要と考えているか、子どもの頃にしていた習い事ランキングなどを見てみましょう。
アナウンサーとは?
アナウンサーってどんな仕事?
アナウンサーの仕事といっても、さまざまなものがあります。具体的な仕事は、以下の6つです。
- 原稿のチェックと読み上げをする
- スポーツの試合などの実況をする
- 番組の司会をする
- 取材をする
- ナレーションをする
- 特集番組を制作する
朝や夕方のニュースを見てもわかるように、アナウンサーの仕事はニュース原稿を読み上げ、正確に情報を伝えることがメインです。言葉の発音や区切り方などを意識しながら読み上げます。また、スムーズに読み進められるよう、前もって原稿チェックを行うことも大切です。
ほかに、スポーツの試合の実況、バラエティや情報番組の司会、自局CMや10分ほどのミニ番組、ドキュメント番組などのナレーションを担当することもあります。
ときには、アナウンサーが取材を行うケースもあります。
取材というと記者の仕事というイメージが強いかもしれませんが、現場で状況を伝えたり、著名人やスポーツ選手にインタビューを行ったりするのは、おもにアナウンサーの仕事。取材で外国に足を運ぶこともあるため、体力も必要になってきますね。
あまり知られていない仕事としては、特集番組の制作が挙げられるでしょう。
こちらは、地方局のアナウンサーに該当する仕事と言えるかもしれません。自分で企画を考え、取材依頼の連絡をする。取材の際にはカメラで撮影し、編集段階では動画にテロップをつける作業も。原稿も自分で作成し、地方の魅力を届けています。
自分の好きなことを発信できる作業に、大きなやりがいを感じている人も多いようですよ。
日本でアナウンサーの仕事をしている人数は?
日本でアナウンサーの仕事をしている人数は、大手のテレビ局やラジオ局だけでも、数百人以上のアナウンサーがいるようです。
たとえば、NHKには約200人以上のアナウンサーがいると見なされています。
フジテレビや日本テレビ、TBSといった民放キー局にも、それぞれ50~100人近くのアナウンサーが所属しています。
具体的な統計が公表されているわけではありませんが、大まかに見ると、主要なテレビ局だけでも総勢で500人以上のアナウンサーがいると考えてよいでしょう。
参照元:日本のアナウンサー一覧
アナウンサーの年収は?
実際のアンケート結果を参考にして解説していきましょう。
実施したアンケートによれば、200〜300万という結果でした。
「思ったより少ない?」と、意外に思った人も多いかもしれませんね。
アナウンサーの年収といっても実に幅広く、民放キー局のアナウンサーか、地方局のアナウンサーか、所属している会社の規模などによってその額は大きく変わってきます。また、正社員やフリーランスといった勤務形態、役職、部署などによって異なる点もポイントでしょう。
データを参考にすると、民放キー局の年収は1,000万円を超えるケースも。
一方、地方局アナウンサーの年収は、294万〜325万円ほど。ただし、こちらは新卒のデータなので、今後さらに伸びていくと考えられます。
アナウンサーといえば華やかな仕事というイメージを持たれがちですが、実際は会社員という立場の人が多いため、年収は一般のサラリーマンとそれほど変わりないと言えるでしょう。
参照元:JobQTown公式
アナウンサーになるには?
アナウンサーになるには、4年制大学を卒業し、テレビ局・ラジオ局の採用試験を受けるのが一般的な方法です。
出身学部については、とくに問われることはありません。法学部、経済学部、文学部、教育学部など、さまざまな学部出身のアナウンサーがいます。ただし、全国ネットワークの中心となる放送局であるキー局は、「4年制大学卒業が必須」という条件があるようです。
書類審査を経て、会社で行われる採用試験を受けて合格するとアナウンサーになれますが、一般社員の就職試験とは異なりますので、しっかりと事前に準備することが重要です。
なお、採用試験は、1次面接、2次面接、最終面接と、面接が何度か行われ、会社が採用したい人材を選んでいきます。
アナウンサー養成スクールや講座を開講している放送局もあるので、大学在学中にそこで学び、基礎力を身につけるのもよいでしょう。
アナウンサーに必要な能力と小学生からの伸ばし方
アナウンサーには、どのような能力が必要なのでしょうか?
アンケートでは、アナウンサーとして働いている人に必要な能力を選んでもらいました。
好奇心
アナウンサーは、とにかく「好奇心」が大切な仕事だと言われています。
どれだけ自分の仕事に興味を持って深掘りできるか、好奇心を持って取り組めるかが大切なのだそう。
アナウンサーという仕事は、幅広い分野に触れられる仕事です。政治だったり経済だったり、あるいはスポーツだったり歴史だったり。これまでまったく触れたことのない世界を学ばなければいけない機会もあるかもしれません。
そのような際、仕事を楽しく、おもしろいものにするのは、自分の「好奇心」です。未知の世界でも、好奇心旺盛で積極的に学ぶ姿勢を持てるアナウンサーは、どんどん成長していけるでしょう。
幅広い知識を持っているにこしたことはありませんが、ひとつのことに非常に詳しい、いわゆる「マニアック」な知識は、アナウンサーをするうえで大きな武器になるようですよ。
お子さまの好奇心を育てるには、お子さまと一緒に疑問に向き合うことを大切にしましょう。
「なぜこれが起こるの?」「どうしてこうなるの?」という疑問に対し、一緒に考えてみることです。答えをすぐに教えず、一緒に考えることで、好奇心はどんどん育っていきます。
好奇心を育むには、直接体験や工場見学もおすすめです。以下の記事も参考にしてください。
小学生にとって工場見学はいいことづくめ!参加しておきたい魅力満載の工場11選
直接体験で生きる力を身につけよう!体験が大切な理由とおすすめの体験を詳しく解説!
傾聴力
「傾聴力」とは相手の話に耳を傾け、熱心に聞くスキルを指します。
アナウンサーであれば、番組でコメンテーターに話をふったり、政治家や業界人をはじめ、スポーツ選手や一般の人までさまざまな人にインタビューをしたりする機会があるでしょう。
傾聴力があれば相手から信頼を得やすくなるため、深い内容まで話してくれるかもしれません。
アナウンサーとして働いていた人のなかには、「会話をするときに大切なのは、話をするスキルより聴くスキル」という人もいるほど。相手の魅力や考え方などをより引き出すためにも、傾聴力は伸ばしておきたいスキルと言えるでしょう。
お子さまの傾聴力を高めるためには、本人の発言を急かさずに最後まで聞き届けることをまず心がけてください。お子さまにとって、親はいちばん近いロールモデルです。親が最後までしっかり話を聞いてくれることで、お子さまも自然と真似をするようになります。
また、お互いが順番に話す習慣を身につけることも重要ポイント。家庭内のコミュニケーションのルールとして「相手が話しているときは邪魔をしない」ことを取り入れてみましょう。
落ち着き
「落ち着き」も、アナウンサーにとっては必要なスキルと言えるでしょう。
アナウンサーは、生放送で司会やアシスタントを担当することもあります。生放送中に突然、地震が起きたり、テロップ(テレビ画面に映し出された文字)やスーパー(画面上に表示される文字や図形、画像など)に間違いがあったりと、トラブルが起きることは珍しくありません。トラブルが生じた際には、落ち着いて臨機応変に対応する必要があります。
落ち着きがあれば、どう対処するのがもっとも最善な方法なのかを瞬時に判断できるため、適切な対応がとれるでしょう。
落ち着きを身につけるには、そろばんや習字、ピアノ演奏といった指を使う習い事をするのがよいそうです。ジグソーパズル、折り紙もおすすめ。指を使うことで脳が活性化し、感情のコントロールがうまくできるようになります。
続けることで、落ち着きや冷静さが育まれていきますよ。
アナウンサーが小学生の時にやっていた遊び5選!
こちらも、実施したアンケート結果をもとに解説していきましょう。
アナウンサーとして働いている人にアンケートを行った結果、
- モノをつくること
- 人に教えたり手伝ったりすること
- 本を読むこと
- 外国にいくこと
- お金もうけをすること
という回答を得られました。
読書は、自身の知識や考え方を広げるのに最適です。多くの日本語を学ぶことができるため、語彙力の向上も図れるでしょう。
外国に行くことに興味を持つのも、アナウンサーを目指すにはよいことかもしれません。実際に外国に足を運ぶ機会があれば、その場の雰囲気や情景、文化などを五感で感じることで、自身の視野も広がります。
人に教えたり手伝ったりすることは、「人に情報を正確に伝える」「アシスタントとしてメイン司会をサポートする」アナウンサーの仕事につながりますね。
ものづくりや読書、お金をもうけることなど、興味が持てることに対しては、小学生のうちはどんなことでも経験しておくことをおすすめします。直接経験したことは、自身の知識や能力を広げることに貢献してくれます。
将来、アナウンサーとして働くにあたって、身についた知識や能力がおおいに役立つかもしれませんよ。
読書の効果については、以下の記事で詳しく解説しています。
【小学生の冬休みにおすすめ!】読書によって得られる効果を徹底解説
小学生のうちから正しいお金の知識を身につけることは、将来必ず役立ちます。
みらいいおすすめ!「10歳から知っておきたいお金の心得」をご紹介!
小学生からお金を稼ぐ感覚を身につけよう!おうちアルバイトの方法とは?
アナウンサーがやっていた習い事
ここでも、アンケート結果をもとに解説していきましょう。
アナウンサーが小学生時代にやっていた習い事には、
- 国語・算数などの教科
- 英語や語学
- そろばん、暗算
が挙げられました。
勉強関係の習い事が多いですね。
ほか、水泳などのスポーツ関係、ピアノなどの楽器を習っていたとの声もありました。
とくに、国語や語学はしっかりと勉強しておけば、アナウンサーとして働く際、プラスに働きます。
英語も話せるにこしたことはありませんが、とくに必須ではないそう。
何より、司会やインタビュアーとして何を聞くのか、どう聞くのか、起承転結をどう考えて話を回すのかが大切であるため、正しい文法や言葉の意味、語彙はもちろんのこと、読解力や解答力なども養う必要があります。
アナウンサーを目指すのであれば、すべての学びの基礎となる「国語力」を強化しておくのもよいかもしれません。
アナウンサーの経験を活かせそうなほかの仕事は?
アナウンサーが選ぶ、アナウンサーの経験を活かせそうなほかの仕事としては、
- YouTuber/インフルエンサー
- 先生・講師
- 芸能人/タレント/モデル
があるようです。
アナウンサーは人前で話す仕事であり、とくに女性のアナウンサーは容姿端麗な人も多いため、芸能人やモデルは向いているかもしれません。実際に、女性アナウンサーの人は役者に転職したり、写真集やフォトブックを出版したりしている人もいますね。
アナウンサーとして働いていた人のなかには、培ってきた自身の経験や知識を活かし、スクールなどでアナウンサーの講師をしている人も。人に物事を伝えるスキルに長けていますから、教える仕事も適していると言えそうです。
参考書籍の紹介
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